風俗嬢も知っておきたいマイナンバー制度について

2015年12月1日 Category - 副業, 税金, 高収入

家に帰ると郵便局からの不在連絡票が。
「ネットショッピングしたわけでもないのに、誰？」とよく見てみると「マイナンバー専用」という文字が。
これって一体なに？そもそもマイナンバーそのものがわからない！
そんなあなたのために、今さら聞けないマイナンバーについて説明しますね。

本当の名前を知れば納得

「平成27年10月からあなたにマイナンバーが発行されます」というフレーズをTVやネットでよく目にしたと思います。
政府が「わかりやすいように」「親しみやすいように」という理由でマイナンバーという呼び方をしているのですが、正式には「国民総背番号制」と呼びます。
つまり、日本に住んでいる人全員に、サッカーや野球でいう背番号がつけられるという仕組みのことですね。
もちろん、たくさんの人が日本にいるわけですから、数字のケタ数も大きくなります。現在のところ12ケタで発行されています。
一人一人に一生変わらない背番号をあたえることで、個人情報の管理をしやすくするということが狙いの制度なんです。

通知カードは公的証明証にはならない？

自分だけの番号が書かれたカードが郵便局の簡易書留で届くのは不安です。いくら数が多くても、自分の大切な情報を管理するのに、他の人のところに届いたら大変なことになります。
でも、安心してください。マイナンバー制度の通知カードは公的証明証にはなりません。番号を誰かに知られても悪用されることはありません。
マイナンバー制度は、まず通知カードを受け取り、そこから免許証や保険証のように公的証明ができるカードの発行を国にお願いします。このとき必要なのは本人の顔写真なので、本カードが発行されてやっと正式な手続きが終わるというわけですね。

一体、何に使うの？

さて、マイナンバーという呼び方ばかりが先走っていますが、「会社員のためのもの」というイメージがあると思います。
なので、高級デリヘルなど風俗で働く個人事業主にとって重要ではない気がします。
ところが、現時点で保険や災害時の安否確認などにも使われることが決まっていて、近い将来には病院のカルテにも利用される予定です。
名前だけを聞くと「なにそれ？」ですが、身近な生活にも使われることがわかると、なんとなくですがマイナンバー制度の仕組みがわかると思います。そして、「ちょっと勉強しておこうかな」ということも。