風俗嬢が活躍する小説、読んでみたくなる本3選！

2017年7月21日 Category - 求人雑学アレコレ, 風俗嬢体験談

普段小説を読まない人にも楽しく読んでもらえる風俗小説を、風俗嬢の目線から紹介します。「嫌われ松子の一生」「モンスター」「天に堕ちる」、全てとても有名な作家さんの小説です。映画化作品もあるので、映画で見るのもおすすめです。

昔のソープが登場「嫌われ松子の一生」山田宗樹著

主人公は、元中学教師の松子です。不運が重なって教師をクビになり、小説家の男と同棲していました。その小説家が電車に飛び込み自殺したことがきっかけで、以前すすめられた中洲のソープで働き始めます。もともと手先が器用だった松子は、マネージャーに綺麗な指を指摘され、生まれてはじめて仕事にやりがいを見つけます。努力の後、最後はナンバーワンになる松子ですが、店の経営方針が変わり、雄琴のソープでも働くことになります。後に刑務所に入ってもソープで習慣づけたスクワットを忘れない姿勢は、松子の不器用だけどまっすぐな心を表すように感じました。ダメ人間だった松子が、ソープを通じて立派な女性に成長する話です。さらなる転落人生があるのですが、続きは原作もしくは映画をチェックしてくださいね。

整形するために風俗で稼ぐ「モンスター」百田尚樹著

「バケモン」と呼ばれるほど、恐ろしく醜い顔をした和子は、目の二重手術をしたことから、自分のコンプレックスがお金で解決できるのだと知り、整形にのめり込んでいきます。最初は容姿のためにヘルスですら働けず、SMクラブで働きながら整形を重ねて、ホテトル嬢、ヘルス嬢になります。目をガッツリ変えただけでなく、鼻や口角、顎のエラを取る手術をします。顎の手術をした段階でフェラチオができなくなってソープに移ります。高級ソープへ移籍した後は性器の手術も行い、完璧すぎる美しい女性になります。風俗で2億円を稼いだ後、幼いころから愛情を持っていた一人の男性に会うために故郷に帰ります。その後どうなるかは是非原作を読んでみてください。映画化もされていますが、原作のほうが有名です。

自殺願望がある風俗嬢「天に堕ちる」唯川恵著

主人公の茉莉は男に裏切られるたびに死にたくなる衝動にかられていました。それが原因で風俗嬢として働くことになります。けれども心の拠り所を見つけられなかった茉莉は、自殺をしようとビルに入ります。ところがそのビルにはメンタルクリニックが入っていました。先生に事情を話し、自分の心をそのまま受け入れてくれる先生に影響されてしまいます。彼氏を忘れて、先生に依存してしまうようになってしまいます。こちらは短編集の一作品なので、すぐに読み終わることができます。様々な女性のタブーな悩みを書いた短編集で、読んだ後一般の人は複雑な気持ちになるようです。